- 所在地
- 千葉県一宮町
- 竣工年
- 2022年11月
- 敷地面積
- 441.1
- 延床面積
- 163.1㎡
- 構造階数
- 木造2階
- 施工
- 高師工務店
- 写真
- 中村 絵
千葉外房九十九里海岸、一宮町東浪見での民泊の計画。
海岸に近い200坪ほどの敷地に大小二つのユニットの貸室と共用スペースを一体的に計画するというもの。
建物は東西に長い敷地の北側に寄せ、南側にはゆったりした外部共用空間を確保することで宿泊者同士の交流を促せることも意図している。
貸室は玄関部分にはサーフボードの取り回しが可能な吹き抜けの土間を設け、リビングも吹抜け空間とするなど、面積以上の広がりを持つプランとしている。それぞれにリモート対応のワークスペースを用意しているのも特徴で、ペットとの宿泊も可能な前提としており芝生のドックランやバーベキュースペースも用意している。
週末住宅の需要が高まり、周辺には収益性を重視した高密度のアパートが近年林立している状況であるが、ここでは魅力ある施設とすることで地域のポテンシャルを上げ周辺環境を向上させるような計画が望まれている。
建築設計ユニットKtM、Miu建築工房との共同