- 所在地
- 東京都江戸川区
- 竣工年
- 2020年12月
- 敷地面積
- 89.5 ㎡
- 延床面積
- 79 ㎡
- 構造階数
- 木造2階
- 施工
- (株)中野工務店
- 写真
- 中村 絵
江戸川区新中川に近い住宅地で、現在居住されている鉄骨造3階のビルを取り壊し、相続により小さく分割した角地部分に木造2階建ての住宅を建てるという計画。
子供も独立されたご夫婦はあまり広い居住スペースは必要としないが、周囲の視線を気にしないで窓が開放できるリビングとオープンなキッチンを持つ自分たちの生活スタイルにフィットする家を望まれた。
台形の形状の敷地上部には高圧線が通るため、その部分には建物を配置せず、道路の角部分を三角形に開放し駐車スペースにあてる計画とした。老後の生活に向け、リビングダイニングは1階に配置し、山小屋の屋根裏部屋のような2階とは吹き抜けを介して連続するという構成だ。
台形の平面形状に1枚の片流れの屋根をかけたシンプルな外観で、小さな建売住宅が立ち並ぶ場所にアイキャッチとなることを期待。
建築設計ユニットKtM、Miu建築工房との協働