WORKS 作品

鎌倉城廻の家

House in Kamakura, Kanagawa 

  • 所在地 神奈川県鎌倉市
  • 竣工年 2013年3月
  • 敷地面積 122.5 ㎡
  • 延床面積 89 ㎡
  • 構造階数 木造2階

南西側から見たシンプルな外観、あえて開口を限定している北側から見た倉のような切り妻の外観東の妻側にアクセントとなるテラス開口2階の天井表しのリビング、壁は漆喰、床はクリ無垢フローリングキッチンとテラスに続く開口を見る2階の東側に大きく開いた気持ちのよいテラス小さいけれど落ち着く2階のたたみの空間、天井はラワン合板を市松に隠れ家のような屋根裏のロフト、床は合板染色1階の個室、天井までの間仕切りはすべて可変で子供の成長に合わせて移動2階リビングダイニング、大きいテーブルは特注で家族があつまる空間縁側のある玄関、玄関扉は木製細長いが気持ちのいい浴室、正面壁は青森ヒバ内部説明の為の模型

鎌倉の城廻という昔の城跡に位置する。
 
擁壁に囲まれた高低差のある造成地が多い地域であるが、北側に広い屋敷が残り東には緑あふれる林を望む比較的平坦で整形な土地である。

東の道路側に2台分の駐車スペースを確保、建ぺい率が40%と低いことから建物はコンパクトで凹凸のない形状とし西側に寄せ配置した。
隣地が迫る南側ではなく竹林を望む2階東側に大きく開口を確保したシンプルな切妻屋根が特徴だ。

1階は南側の玄関を兼ねた縁側上のスペースのまわりに寝室と3人の子供たちの個室、水廻りを配置、2階にリビングダイニングとキッチン、畳のスペース、北側の緑を望む落ち着く位置には書斎を確保した。東側の大きな開口はバルコニーでもあり、キッチンと連続する。
2階は天井高3.8mの屋根形状そのままに表した大きな空間で、和室と書斎上部は山小屋のようなロフトスペースである。

自然素材を用いたいとの要望から、壁はラワン合板とドイツ漆喰、床は無垢の栗フローリングや大判タイルとした。

ご主人が学者であることから多くの蔵書を収容する本棚を望まれた。
蔵のようなイメージの家である。